第2回 飯田市訪問記(前編)

飯田市×品川交流プロジェクト2019.04.26

2回目の飯田市訪問へ

4月某日、花咲爺さんズスタッフ4名は2回目となる飯田市訪問に旅立ちました。
 今回は、品川と飯田市との交流プロジェクトに興味を持ってくださった方も一緒です。


新宿バスターミナルを出発し高速バスに揺られること約4時間、
ようやく飯田市に到着。
バスを降りると、先日開催された「港南ふれあい桜祭り」でともに出展した
飯田市の皆様が迎えてくださいました。そう、実はこの前お会いしたばかりなのです。リニア新幹線が開通する前から「お隣さん」気分に。
それにしても、8年後にはこれが40~45分になるというのですから、驚きです。

“飯田ラーメン”初体験!

我々が飯田市に到着したのは、ちょうどお昼時。
迎えてくださった飯田市の方々に連れられて、”飯田ラーメン”なるものをいただくことに。

飯田ラーメンとは「中華そば新京亭」で提供されている中華そばのこと。
スープはとてもあっさりしていて、めんは柔らかいというのが特徴です。
いわゆる「田舎風ラーメン」という感じでしょうか。
好き嫌いが分かれるという意見もありますが、
筆者といたしましては、とてもおいしかったです!

お隣の阿智村はまさに絶景…

飯田ラーメンを堪能した一行は一度飯田市を離れて、お隣の阿智村へ。
飯田市が平成の大合併で形成されたということもあり、市内よりも近隣の町村の方が文化が近いこともあるのだそうです。

まずは昼神温泉を視察。この時はちょうど花桃が見ごろで、どこもかしこも美しい桃色で彩られていました。
ところで、「花桃」はご存知ですか?一つの木に赤、桃、白の3色の花が咲くのです。中には3色が入り混じった花も。

そしてなんといっても水が透き通っていて、とてもきれいでした。
川の水がきれいなのはもちろん、道端には湧き水スポットもちらほら。

道中にはこの村で豆腐を作っている「長田屋商店」さんへ。夜に食べようと早速購入しました。
このお店は、険しい山道をグネグネと上った先にやっと現れる集落にあります。
まさに特別感満載のお豆腐です…!

おいしい野菜の生産者のもとへ

続いて私たちが訪れたのは、とある農家。親子2世代で農業に取り組む生産者の方のお話を伺ってきました。

 

この畑では農薬や化学肥料に頼ることなく育てた、有機野菜の生産が行われています。
ジャガイモにラディッシュに、大根、トマト…様々な野菜を育てています。

しかし、「有機認証野菜」ならではの苦労も。もし1度でも農薬を使ってしまえば、
2年間はその畑で有機認証の野菜が育てられないのだそうです。
誤って基準から外れることがないよう、細心の注意を払っています。

そして、大自然に囲まれているのでサルなどの動物被害も。そんな悩みと戦うのが特別な訓練を受けた「モンキードッグ」です。
大人しくて人懐っこいワンちゃんですが、サルたちから野菜を守ってくれるヒーローなのです。

飯田のいいもの&面白いもの

飯田市の市街地に戻ってきて、「南信州まるごとショップおいでなんしょ」へ。
食べものから工芸品まで、まるごと楽しめます。しかも、このお店が入っているのは高校の校舎をリノベーションした
産業振興と人材育成の拠点 S-BIRDという場所。要チェックです!
また、ここで前回の飯田市訪問でお会いした方々との再会を果たしました!

 

そのあとは「味の三ツ輪」へ。馬のおたぐりを買いました。
ん?馬の「おたぐり」って何?という方は、検索してみましょう!

そして、とても興味深いスポット「桜咲造」へ。
ここは主に高校生が勉強などのために利用できるシェアスペースとして用いられています。開設したのは、なんと高校生!
本や辞典が置いてあるのはもちろん、なんと駄菓子の販売までしている、いたせりつくせりの場所でした。

 

そして、熱い夜を迎えます。

夜には「裏山しいちゃん」に集い、懇親会及び意見交換を行いました。
道中で購入した飯田グルメも登場。

品川と飯田市の今後のかかわりについて6時間にも及ぶ熱い議論が交わされ、
夜が更けていったのです…

後編へ続きます!

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