飯田市×品川交流プロジェクト

品川駅周辺エリアは開発ラッシュの真っ只中。
2027年には、品川、橋本、甲府、飯田、中津川、名古屋の6駅を結ぶリニアモーターカーが開通します。
少し先の未来を見据えた都市間交流ということで、品川エリアの新たな隣人となる、飯田駅のある飯田市と品川エリアの交流事業が2019年スタートしました。
長野県の最南エリアの、南信州に位置する長野県飯田市は、
現在、新宿バスタから4時間15分かけての距離(電車よりバスのほうが早い!)ですが、リニア新幹線が開通することで品川駅までなんと40分になります。
飯田に初めて行く人、品川や東京へ行きやすくなる飯田市民、南信州の方々、、リニア開通によって新たなつながりも広がるはずです。
飯田市には、日本の原風景がたっぷり残っていて、りんご、和菓子、飯田野菜、焼肉、奇祭の霜月まつり、街中で繰り広げられる人形劇フェス、伝統工芸の水引などなど・・様々な魅力が点在しています。
下記、「飯田へぇー図鑑」をぜひのぞいてみてください。
https://www.city.iida.lg.jp/site/yuiturn/zukan.html
品川エリアの皆さんにも飯田に触れる機会がこれから格段に増えていきます。

本プロジェクトは、お互いのエリアからコアメンバーでチームを形成し、双方を知るツアー企画からスタートし(下記参照)、住民・行政・企業などなどの様々なステークホルダーが顔がみえる関係を土台に、新たな都市間交流の形を目指して、様々なカテゴリーでの交流プロジェクトをつくっていく想定です。
今後のプロジェクトの進展を随時報告していければとおもいます。

 

第1回 飯田市訪問記
https://hanasaka-g3z.com/events/65/

第2回 飯田市訪問記(前編)
https://hanasaka-g3z.com/events/310/

第2回 飯田市訪問記(後編)
https://hanasaka-g3z.com/events/311/

第2回 飯田市訪問記(後編)

飯田市訪問2日目スタート!

花咲爺さんズスタッフの2回目となる飯田市訪問。
今回は2日目の様子をご紹介します。

2日目は、飯田市の中でも特に”秘境スポット”と言われる遠山郷を中心に巡りました。
一体どんな絶景に出会えるのでしょうか…

 

断崖絶壁!下栗へ

この日最初に訪れたのは、下栗と呼ばれる地域。耳がキーンとするくらい高いところにあります。
とある引っ越し会社のテレビCMで使われた場所なのですが、ご存知でしょうか?

 

 

その景色は…まさに断崖絶壁!こんなところに人が住んでいるなんて驚きです。まだ雪の残る南アルプスの山々も見えます。

さらに上っていき、お次は「下栗の里 いっ福」というお食事処へ。

ここの女将さんが、本当に、とにかく面白い方なんです!
止まらない爆笑トークに、スタッフもたじたじ…

また、当時オープン直前だった古民家ゲストハウスや、農園付きの滞在施設なども見学させていただきました。

午前中の訪問でしたが、宿泊して夕暮れや夜空も見てみたくなるようなスポットです。

 

個性あふれる遠山グルメ

下栗を訪れた後は、山を下りて和田という地域に移動し、「蕎麦処 丸西屋」で昼食を取りました。

昔懐かしい家具やポスターが飾られた落ち着いたお店で、野菜や山菜、きのこなど地元の食材をたっぷり楽しめます。
リンゴの天ぷらという、何とも信州らしいレパートリーには驚かされました…

次に遠山ジンギスやジビエ肉の製造・販売を行う「肉のスズキヤ」へ。
若旦那こと鈴木理さんのお話を聞いてきました。

扱う肉の種類はイノシシにクマ、ウサギ、キジ…なんと、12種類。
名物の「遠山ジンギス」に至っては、31種類もあるのだそうです。
毛皮が付いた状態で肉の良し悪しを見極めるなど、まさに職人技という仕事のお話には
私たちも興味津々で聞き入ってしまいました。

新しい取り組みも始まっています

800年間続く湯立神楽が行われる「霜月祭り」をはじめ、古くからの文化が残る遠山郷。
一方で、新しい動きを受け入れる風土もあります。

まずは開店準備中のゲストハウス太陽堂。

地域おこし協力隊の方がゲストハウスの立ち上げに取り組んでいます。
壁塗りや家具作りに至るまで自分の手で改装に挑戦しているのだとか。
オープンが楽しみですね!

続いてCOM(M)PASS HOUSEです。

ここは古民家を改修して作られた若者が集う場所。
遠くからの来訪者はもちろん、地元の若者もふらっと立ち寄るのだそうです。
かわいらしいキッチンや小さな漫画喫茶があって、なんともわくわくする所でした。

歴史が詰まった旧木沢小学校

最後に訪れたのは、「旧木沢小学校」という場所。
なんと校長先生はネコなんです。

平成12年に廃校となった後、資料館やイベントスペースとして生まれ変わりました。
木造校舎の雰囲気はそのままに、生活や祭りなどについての資料が所狭しと置かれてます。

 

以上、飯田市訪問2回目のご報告でした。
交流プロジェクトはこれからも進んでいきます!

第2回 飯田市訪問記(前編)

2回目の飯田市訪問へ

4月某日、花咲爺さんズスタッフ4名は2回目となる飯田市訪問に旅立ちました。
 今回は、品川と飯田市との交流プロジェクトに興味を持ってくださった方も一緒です。


新宿バスターミナルを出発し高速バスに揺られること約4時間、
ようやく飯田市に到着。
バスを降りると、先日開催された「港南ふれあい桜祭り」でともに出展した
飯田市の皆様が迎えてくださいました。そう、実はこの前お会いしたばかりなのです。リニア新幹線が開通する前から「お隣さん」気分に。
それにしても、8年後にはこれが40~45分になるというのですから、驚きです。

“飯田ラーメン”初体験!

我々が飯田市に到着したのは、ちょうどお昼時。
迎えてくださった飯田市の方々に連れられて、”飯田ラーメン”なるものをいただくことに。

飯田ラーメンとは「中華そば新京亭」で提供されている中華そばのこと。
スープはとてもあっさりしていて、めんは柔らかいというのが特徴です。
いわゆる「田舎風ラーメン」という感じでしょうか。
好き嫌いが分かれるという意見もありますが、
筆者といたしましては、とてもおいしかったです!

お隣の阿智村はまさに絶景…

飯田ラーメンを堪能した一行は一度飯田市を離れて、お隣の阿智村へ。
飯田市が平成の大合併で形成されたということもあり、市内よりも近隣の町村の方が文化が近いこともあるのだそうです。

まずは昼神温泉を視察。この時はちょうど花桃が見ごろで、どこもかしこも美しい桃色で彩られていました。
ところで、「花桃」はご存知ですか?一つの木に赤、桃、白の3色の花が咲くのです。中には3色が入り混じった花も。

そしてなんといっても水が透き通っていて、とてもきれいでした。
川の水がきれいなのはもちろん、道端には湧き水スポットもちらほら。

道中にはこの村で豆腐を作っている「長田屋商店」さんへ。夜に食べようと早速購入しました。
このお店は、険しい山道をグネグネと上った先にやっと現れる集落にあります。
まさに特別感満載のお豆腐です…!

おいしい野菜の生産者のもとへ

続いて私たちが訪れたのは、とある農家。親子2世代で農業に取り組む生産者の方のお話を伺ってきました。

 

この畑では農薬や化学肥料に頼ることなく育てた、有機野菜の生産が行われています。
ジャガイモにラディッシュに、大根、トマト…様々な野菜を育てています。

しかし、「有機認証野菜」ならではの苦労も。もし1度でも農薬を使ってしまえば、
2年間はその畑で有機認証の野菜が育てられないのだそうです。
誤って基準から外れることがないよう、細心の注意を払っています。

そして、大自然に囲まれているのでサルなどの動物被害も。そんな悩みと戦うのが特別な訓練を受けた「モンキードッグ」です。
大人しくて人懐っこいワンちゃんですが、サルたちから野菜を守ってくれるヒーローなのです。

飯田のいいもの&面白いもの

飯田市の市街地に戻ってきて、「南信州まるごとショップおいでなんしょ」へ。
食べものから工芸品まで、まるごと楽しめます。しかも、このお店が入っているのは高校の校舎をリノベーションした
産業振興と人材育成の拠点 S-BIRDという場所。要チェックです!
また、ここで前回の飯田市訪問でお会いした方々との再会を果たしました!

 

そのあとは「味の三ツ輪」へ。馬のおたぐりを買いました。
ん?馬の「おたぐり」って何?という方は、検索してみましょう!

そして、とても興味深いスポット「桜咲造」へ。
ここは主に高校生が勉強などのために利用できるシェアスペースとして用いられています。開設したのは、なんと高校生!
本や辞典が置いてあるのはもちろん、なんと駄菓子の販売までしている、いたせりつくせりの場所でした。

 

そして、熱い夜を迎えます。

夜には「裏山しいちゃん」に集い、懇親会及び意見交換を行いました。
道中で購入した飯田グルメも登場。

品川と飯田市の今後のかかわりについて6時間にも及ぶ熱い議論が交わされ、
夜が更けていったのです…

後編へ続きます!

飯田市は、「焼肉の街」って知ってました?
飯田市訪問ツアー

イベント概要

  • タイトル   飯田市は、焼肉の街って知ってました?? 
  • イベント名  飯田市訪問ツアー 
  • 場所     飯田市内、遠山郷など
  • プロジェクト 飯田市×品川交流プロジェクト 
  • 実施日時   4月19日(金)、20日(土)

 

現地へ!!

飯田市訪問ツアーVOL.2を開催!!
といっても当社スタッフ数名と、品川エリアで本プロジェクトに興味を持って頂いた方々数名で訪問するツアーのお話。
前回のツアー(2019年1月開催)では、飯田市役所の観光課、ブランディング課の方々と市内を回遊し、街づくりの歴史
のお話を伺いながら、市内の名所や歴史的建造物の訪問からスタートし、人形劇の街でもある市街地のりんご並木そばにある、川本喜八郎人形美術館にも訪問しました。

http://iida-puppet.com/

飯田在住の色々なプレイヤーの方々との懇親会や飯田伝統工芸のひとつである「水引」の体験、
観光名所のひとつ「天竜峡」の散策、飯田OIDE長姫高等学校の学生の発表会にも参加させてもらいました。
飯田市の歴史、人、景色、産業、大自然、大切にしているもの、生活、、
どこでも行ってみなければ分かりません!街を歩くだけで感じとれる情報があると思います。
第二弾ではどんな出会いが待っているのかとても楽しみです。
街と街のお付き合いは、人と人のお付き合いと同じく、形式的なものでは継続性はうまれません。
関わり合いを持った方々が「あの人の顔が浮かぶ」状態になることが都市間交流がひとつのゴール。
2019年、そんな交流プロジェクトがスタートをきっております。
ツアーの内容は飯田の方々と日々プラン立てをしているところでして、ツアー行ってみたい!と思う方がいらっしゃいましたら、花咲爺さんズのメンバーに是非気軽にお声がけください!
扉は開きっぱなしですので(笑)
焼肉の話を忘れていました。(笑)

 

飯田市民は、二次会に焼肉屋さんへ行くらしいのです!

飯田市には焼肉屋さんが56軒もあるそうで、これを人口あたりで計算すると全国の市の中で日本一焼肉店が多いまちになるそうです。
どうして飯田に焼肉文化が!?所説あるそうで、是非飯田の方と出会ったら聞いてみてください!
ちなみに、飯田では二次会に焼肉いくとかいかないとか。アンビリバボー!

 

品川の新たなお隣さん!
港南ふれあい桜祭り(第9回)

イベント概要

  • タイトル   品川の新たなお隣さん!
  • イベント名  港南ふれあい桜祭り(第9回) 
  • 場所     高浜運河東岸 
  • クライアント 港南ふれあい桜祭り実行委員会 
  • プロジェクト 飯田市×品川交流プロジェクト 
  • 実施日時   4月7日(日) 11:00~16:00

 

2027年リニア新幹線開通です!

品川駅周辺エリアは開発ラッシュの真っ只中。
2027年には、品川、橋本、甲府、飯田、中津川、名古屋の6駅を結ぶリニアモーターカーが開通します。
停車駅のひとつで飯田駅のある、南信州に位置する長野県飯田市は、
現在、新宿バスタから4時間15分かけての距離(電車よりバスのほうが早い!)ですが、リニア新幹線が開通することで品川駅までなんと40分に!まさにワープ!?
東京の玄関口である品川の、新たな隣人となる「飯田市」。
どうなるんでしょうか?
飯田に初めて行く人、品川へ行きやすくなる飯田市民、南信州の方々。。新たなつながりも広がるはずです。
飯田市は、すーんばらしいところなんです。いけば惚れてまうわ(平成のギャグ)ということで
飯田市には、日本の原風景がたっぷり残っていて、りんご、和菓子、飯田野菜、奇祭の霜月まつり、街中で繰り広げられる人形劇フェス、伝統工芸の水引・・
添付の飯田へぇー図鑑をひらいてみてください!

https://www.city.iida.lg.jp/site/yuiturn/zukan.html

 

港南ふれあい桜祭り(第9回)へ参加出展します!

リニアモーターカーで行ける機会が増えるのも未来の楽しみのひとつです。
インフラ整備などによるハードが完成した後に、必ず必要となってくるソフトコンテンツを見越し、品川エリアの住民、企業、行政の方々と飯田市の方々との都市間交流を行うことを目的とした企画運営に当社も参加しています。
「ひと」の交流こそがまちづくりの第一歩であり、土台。
今回は品川港南エリアの自治会主催のお祭りに、飯田市の方々が交流する機会を頂きました。
沢山ある飯田市の魅力の一部も展開したブースが出展します。
飯田を体感しに、港南の春のお祭りへ、ぜひおいでください。

 

【港南ふれあい桜祭り情報】

4月7日(日)11:00~16:00 @港区港南 高浜運河東岸

ステージでのライブ&パフォーマンス、運河上でのボートレース、模擬店やフリーマーケットが展開されます!